ここがポイント!偉大な企業は事業承継で差をつけている!

企業が成長するのは人が生きている時間とは限らない

企業は人が集まってできた集合体です。偉大な企業は事業承継が起こっても、成長し続けているのです。その期間は人間が生きている時間を超えている場合もあります。その理由は事業承継を見据えた世代交代の仕組みにあります。外部からの経営者ではなく、あくまでも内部から育てる方針を取っている会社は長い時間、成長し続けます。内部の人間はその企業の風土を理解して、その文化のまま成長をしようとするから上手く伸びていくのです。外部からきた経営者ではこうはいきません。自分に都合のいい方向に変えてしまって、育ててきた風土や文化などが途中で変わってしまうのです。事業承継の観点から見ると、文化や風土が途中で変わってしまっていいことはないのです。

後継者教育には長い時間をかけている

事業継承のポイントとしては後継者教育が大きなウェイトを占めます。後継者が育っていない企業ではどんな優良企業でも成長し続けることができません。後継者の教育で多いのが、内部で研修やテストを行って選別をするやり方です。あくまでも経営者を育てる選別なので、ほとんど表に出ることはありません。そのような選別を潜り抜けてきた人は、企業の内部をしっかり理解した人です。ですので、その企業の経営者になるための教育をあまり必要としません。それまでに長い時間をかけて企業のことを学んでいるからです。入社してからずっと会社を経営するようになるまで、すべてが教育と考える企業が事業承継を上手にしている企業なのです。

事業承継とは、後継者に会社の経営権を受け渡すことです。親族や社員に引き継ぐケースやM&Aを利用して社外の経営者に引き継ぐケースもあります。